【レポート】クリス・マッコームス主宰Tokyo Cowboys新作「The Benza」試写会に行ってきました!
去る4/6(金)に東京・中野で行われた、弊社専属外国人モデル・俳優のクリス・マッコームス主宰、Tokyo Cowboysの新作試写会に行ってきました!
クリマコといえば、去年だけでも驚きの業績を持つ、フリー・ウエイブ自慢の俳優。
・2017年韓国の映画祭「Seoul Web Fest」で全編のシナリオを担当し、プロデュース&出演した作品「Till Death」が、助演男優賞とベストキャスト賞を受賞!
・続けて12月、台湾の「Formosa国際映画祭」で自身がプロデューサーと脚本も担当したTokyo Cowboysの短編作品「The Actor and the Model」で最優秀男優賞と、特別脚本賞を受賞!
そんな彼の新作映画の試写会には、多くの仲間や関係者、お客様が見え、弊社は、社長&専務、マネージャー、広報スタッフみんなで見に行きました。
(Photo:Ricky Evance)
今作は、弊社の現場通訳・俳優・写真家兼ライターでもあるMasaya Kubotaもカメラマンで参加!(ちょっとだけ映ってるよ!)
タイトルは、その名も「The Benza」!
はい。便座です。
よく見るとクリスのうしろに便座があるのがおわかりいただけますか。
では「The Benza」がどんな物語か、ご紹介します。
◆壊れた便座をマジメに探しに行く感動の物語に、全中野が泣いた
「東京のアパートでルームシェアをして暮らす2人の外国人、クリスとカイルはトイレの前で頭を抱えていた。
目の前には真っ二つに壊れている「便座」。
2人はどうして便座が壊されたのか、そもそも「便座」は日本 語で何というのか?どうやって元に直せばいいのか? 座り心地のいい快適な便座を取り戻すための2人の旅が始まるー。
Chris and Kyle are two American men sharing an apartment in Tokyo. They lived in peace and happiness until the day their toilet seat broke. What happened to their toilet seat? How does one say ‘toilet seat’ in Japanese? Where do you buy a toilet seat in Japan? Join Chris and Kyle on their journey for answers in this hyper realistic comedic adventure, “The Benza.”」
――という物語。
うーん! ひどい!(褒めてます)
この作品は15分ほどのショートムービーですが、会場は最後から最後まで、プークスクスクス……という堪えた笑い声が。
キャスト全員、強烈なキャラクターで登場。
短いからこそ詰め込まれた、息をつかせぬ真顔のおふざけ!
「いやいやいや、ウソでしょ!(笑)」とツッコミみ続けているうちに、あっという間に感動のエンディングでした。
しかも衝撃の予告まであって、ほんとうにふざけてる! もう大好き!! となったところで、上映終了。
この作品、
なんとラスベガスの映画祭に出展、決まっています!!
(゚-゚)
故郷ラスベガスに便座を持っていくクリスの意気込み。
広報、大好きです。
◆キャスト揃って舞台挨拶! 映画祭に出すのは「ビジネスチャンス」だから
(左から:クリス、カイル、セクシーな先生役を熱演した白いんこ氏、戸惑う店員を好演したMasahito Kawahata氏、とんちんかんな通りすがりの救世主を演じた野口径氏、監督の西坂來人氏)
上演後は、監督、キャスト揃っての舞台挨拶が行われました。
Tokyo Cowboysの制作は、有志のサポートで成り立っています。
制作費も必要ですが、映画祭に出るには、出展料も必要です。
クリスいわく、アメリカなどでは一本3,000円程度の相場に対し、日本では10,000円程度かかるそう。
それでも映画祭に出るのは、もちろん夢もあるけれど、なにより「ビジネスチャンス」だから。
「ひとりでも多くの人の目に留まれば、キャスト、制作スタッフ、そして事務所まで、チャンスが広がるはずだ」と彼は語ります。
(Photo:Ricky Evance)
創作はお金がなくては続けることができません。
創作するためには、食べていくことが必要で、そのための仕事が必要です。
クリスの創作活動は、そういったリアルな視点が反映されています。
お仕事はもちろんですが、事務所のために、モデルの教育やサポートなど、いつも相談に乗ってくれるクリス。
六本木のクラブで行われた今年の新年会でも、事務所から感謝の気持ちを、ステージで伝えました。
司会の方に映画祭に出展する理由を尋ねられ、「みんなのチャンスのために」と答えたクリスのトークは、とても彼らしいものでした。
◆今後のTokyo Cowboysと、サポート&参加者募集!
これから新作「The Benza」をひっさげて映画祭に出展していくTokyo Cowboys。今後も精力的に活動を続けていきます。
まずは、同時上映された「The WHEEL」を、Webシリーズに変えて制作続行!(Webの映画祭もあるそうですよ)
そして、すべてボランティアで成り立っているTokyo Cowboysは、スタッフとそしてキャストを募集しています!
(Photo:Ricky Evance)
「The Benza」のキャストのみなさんも、各々、他の事務所や劇団に所属している方です。
ご興味のある方は、ぜひTokyo Cowboysにコンタクトをとってみてください。
もちろん、制作費用のあたたかいご支援もお待ちしております!
そのほかにTokyo Cowboysを応援する方法は、SNSでの「いいね」や「コメント」があります!
「この効果はナメちゃいけない!」とクリス。
いいねやコメントがないと、みなさんの目に触れる機会が減ってしまいます。
まずはぜひ、YouTubeでいいねやコメントをよろしくお願いします!
さて、新作には、なんとハンコ王子こと、ロマ・トニオロも出演予定……!?
今後のTokyo Cowboysの活動も、どうぞお楽しみに!
なおJapanTimes記事に、今作のことや、クリスのインタビューが掲載されています。こちらもあわせてご覧ください!
「Tokyo Cowboys shoot for more diversity on Japanese screens」
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