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2025年09月11日

【2025年最新版】外国人モデル事務所の選び方|失敗しないための7つのチェックポイント

「外国人モデルを起用したいけれど、どのモデル事務所に依頼すればよいか分からない」そんなお悩みはありませんか?
本記事では、広告や映像制作などの現場で実際に外国人モデルのキャスティングに携わってきた立場から、失敗しないモデル事務所の選び方を7つのポイントに絞り解説します。
「外国人モデル」「モデル事務所」「モデルキャスティング」といったキーワードで事務所を探している方にとって有益な判断基準になる情報ですので、ぜひ参考にしてみてください。

 

1. 実績と経験で“信頼度”を見極める

モデル・タレント事務所を選ぶうえで、最初に見るべきポイントが「実績と経験」です。

たとえば、その事務所が過去に手がけた案件がどの分野に強いか(CM、映画、テレビ番組、舞台、広告スチール、イベントなど)によって、それぞれに必要とされるマネージメント力が異なってきます。自社の案件に近い事例があるかどうかは、安心材料のひとつとなるでしょう。

ただし、近年はクライアント側のコンプライアンス方針により、特に広告業界では出演実績を外部に公開できないケースが増えています。SNSやウェブサイトで実績が見当たらないからと言って、一概に判断はできません。また、テレビCMや映画のキャプチャ画像を掲載する行為は、著作権侵害や肖像権侵害にあたるリスクもあり、あえて掲載を避けている事務所もあります。

そのため、ウェブに記載がない場合でも、
・過去にどのようなジャンルの案件を扱ってきたか
・広告・映像・舞台のどれに強いか
・同じような案件でのキャスティング実績があるか

といったことを、問い合わせた際に丁寧に説明してくれるかどうかが、信頼性を判断する重要なポイントとなります。誠実に対応する事務所であれば、掲載できない事情や守秘義務の範囲についても理解し、真摯に対応しているはずです。

 

2. モデルの「管理体制」がしっかりしているか

モデルのキャスティングでトラブルになりやすいのが、ビザ管理・スケジュール管理・競合管理といった“管理体制”です。管理体制を知る為に、以下のような点を事前に確認することが重要です。

◆在留資格(ビザ)が適正に管理されているか

外国人モデルを起用する際、モデル活動に適した在留資格(ビザ)を持っていたとしても、許可された資格の内容によって、モデルの活動できる範囲が細かく定められていることはご存じでしょうか?
(例)
・舞台出演とCM出演では、在留資格が同じ興行でも、別々の申請許可が必要。
・「技術・人文知識・国際業務」など興行ビザ以外の在留資格の場合、モデル活動が可能な“資格外活動許可”を適切に取得しなければならない。
NHKの教育番組などでは、興行ビザではなく「技術・人文知識・国際業務」でも就業が認められるどの例外も存在する

在留資格(ビザ)のステータスを曖昧にしたままモデルを起用することは、企業側にも大きなリスクを及ぼします。
こうしたリスクを未然に防ぐためにも、在留資格(ビザ)や法令に関する十分な知識と、曖昧な対応をせず適切に管理をしてくれる事務所を選ぶことが重要です。

◆スケジュール管理・事前確認が徹底されているか

フリーランスモデルの場合、同じ日程で別々の案件にスケジュールを渡してしまう「ダブルブッキング」などのトラブルが起こりやすい傾向があります。
また、事務所側が事前に本人確認せずにオーディションの選考を進めてしまい、モデル本人が混乱してしまうトラブルも耳にします。

信頼できる事務所は、案件ごとにモデル本人のスケジュールや意向をきちんと確認したうえで、書類提出・提案を行います。もし事前に事務所の評判を確認できる場合は、スケジュールの管理について注意しておくと良いでしょう。

◆『競合』の管理を行っているか

外国人モデルやフリーランスのタレントは、複数の事務所・クライアントと並行して仕事をしているケースが多く、競合管理が非常に複雑です。事務所がモデルごとに過去の出演や契約状況を、正確に把握・管理し、クライアント側にもそのリスクを説明してくれる体制があるかを確認しましょう。

 

3. モデルの「登録数」だけではなく、宣材の更新等、管理が行き届いているか

大人数のモデルが所属している事務所の場合、写真・映像素材の更新頻度も重要な確認のポイントです。またモデルに対して信頼性のあるプロフィールを公開しているかも確認しましょう。もしプロフィールや宣材写真が長い期間更新をされていない状態である場合は要注意です。ただ登録者数が多いだけではなく、モデルの最新情報をきちんと管理しているかをチェックしましょう。

 

4. 担当マネージャーに対応力・提案力はあるか

良いモデル事務所とは、「人」次第とも言われます。特に、担当マネージャーの対応力・提案力は、キャスティングの成否を左右する大きな要素です。

◆丁寧かつ的確なヒアリングをしてくれるか

「こんなイメージに近いモデルが欲しい」といった抽象的な要望に対しても、丁寧に掘り下げてくれるマネージャーは非常に信頼できます。

<出演に関する問い合わせを受けた際のヒアリング一例>
・どの国籍や雰囲気をご希望ですか?
・日本語でのセリフはありますか?
・使用期間や競合制限はありますか?
・ロケ地は都内ですか?通訳が必要ですか? など

要望に寄り添った的確なヒアリングがあるからこそ、イメージにフィットするモデルを提案することが可能になります。

◆+αの提案力があるか

優秀なマネージャーは、単なる「候補者リストの提出」だけでなく、「こういったケースでは、この方が現場経験豊富で安心です」「このモデルは現場慣れしていて、言語対応も可能です」「過去に似たジャンルで好評だったのはこの方です」といった“+α”のコメントを添えて、クライアントの選考をスムーズに導いてくれます。

◆スピーディーに対応してくれるか

現場やクライアント対応において、レスポンスの早さは信頼できる事務所かどうかの重要なバロメーターです。

・衣装やサイズの確認写真
・自前衣装の写メ送付
・契約条件や金額の見積もり
・書類(台本、誓約書)の送付・回収

など、キャスティングには細かなやり取りが大量に発生します。

この時に返信が遅い、確認がとれない、レスが曖昧ではプロジェクト全体の進行に支障が出ます。「問い合わせからの初期対応が早いかどうか」で、ある程度その後の対応スピードも予測できます。
初回の問い合わせ時から、どれだけ親身かつスピーディーに対応してくれるかを見ておきましょう。

◆撮影後のフォロー体制もチェック

撮影が終わったあとも「ご不満はなかったですか?」「今後のご希望があればお聞かせください」といったアフターフォローをしてくれる人であれば、信頼ができるマネージャーと言って良いでしょう。
一度きりの案件と思わず、継続的な信頼関係を築く姿勢が見える事務所は、長期的なパートナーとして安心できます

 

5. 撮影現場でのサポート体制は充実しているか

撮影現場やオーディションでは、モデル本人だけでは対応しきれない場面が多々あります。

(例)
・日本語が話せないモデルの通訳
・キッズモデルのケア
・現場での演技・演出指導のサポート
・集合時間やメイク等の段取りのフォロー

これらに対応するため、プロのマネージャーや現場担当者が同行・立ち合いしてくれる事務所は、クライアント目線での対応を重視している証拠です。もし不安なことがあれば「現場にマネージャーは同行してくれますか?」など、事前に確認しておくと安心です。

 

6. 有料職業紹介事業の許可を取得しているか

モデル事務所がクライアントにモデルを紹介するには、「有料職業紹介事業許可」が必要です(厚生労働省より/該当URL等を張り付け)

この許可を取得していない事務所がクライアントから報酬を得るのは、違法行為にあたる可能性があります。WEBサイトなどに「有料職業紹介事業許可番号」を公開しているか、問い合わせた際に返答してくれるかを確認しましょう。法令遵守を徹底している事務所を選ぶことが、結果的に企業側のリスク回避にもつながります。

 

7. 問い合わせしやすい導線があるか

良い事務所ほど「問い合わせのしやすさ」に配慮した導線設計をしています。これは「モデル事務所の選び方」としては意外と見落とされがちなポイントです。

◆問い合わせ前に必要な情報がそろっているか

下記のような項目がWEBサイトやモデル検索ページに明記されているかを確認してみましょう。

・モデルの写真や動画、身長・国籍などのプロフィール情報
・発注までの流れ
・キャンセルポリシー
これらの情報が事前に分かるようになっていれば、スムーズな進行が可能になります。

 

まとめ:安心して外国人モデルを依頼するために

外国人モデルを起用する際、モデルの魅力はもちろんのこと、事務所の対応力・提案力・管理体制・契約面での信頼性が成功の鍵となります。7つのポイントをチェックして、より信頼のおけるモデル事務所を選択しましょう。

中でもフリー・ウエイブは、1992年創業/登録者3,000名以上の実績があり、広告代理店・制作会社・広報担当者様向けに、外国人モデルのキャスティングを専門的にサポートする外国人モデルエージェンシーです。ビザ管理や契約書対応などのバックオフィス体制も整っており、安心・誠実な対応で定評があります。
外国人モデル・ハーフモデル・ナレーター・俳優・ダンサーなどのキャスティングをご検討の方は、ぜひフリー・ウエイブにお気軽にご相談ください。

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外国人モデルの起用に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 外国人モデルを依頼する際の費用はどのくらいですか?
A1. モデル費用は案件によって大きく異なります。使用媒体・期間・競合の有無・オーディション有無などが影響しますので、まずはお気軽にご相談ください。

Q2. 撮影現場で通訳を手配することは可能ですか?
A2. はい。通訳の現場同行やバイリンガルマネージャーの同行が可能です。ご希望の場合は依頼時にご相談ください。

Q3. モデルのスケジュールの確保はどのように行いますか?
A3. 事務所からモデル本人に直接スケジュールを確認し、調整を行います。ご条件が合えば仮押さえや複数名のご提案も可能です。

Q4. 初めての依頼でも充実したサポートは受けられますか?
A4. はい。初めてご依頼頂く場合でも、企画に応じたモデル提案から、現場での管理を一貫してサポートすることが可能です。

Q5. モデルを直接指名することはできますか?
A5. はい。ただし、事前にモデルのスケジュールやご希望条件を確認する必要があります。

 

 

(執筆者:高橋 睦実
株式会社フリー・ウエイブ代表取締役。1992年に外国人ダンサーやモデルをマネージメントする有限会社フリー・ウエイブを創業し、2003年に株式会社へ改組。広告・TVCM・映像・イベントまで幅広く手掛け、業界屈指の大規模外国人モデル事務所を築き上げる

 

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