1963年 中国北京市の音楽家の家に生まれ、幼少より中国琵琶の手ほどきを受ける。
1981年〜83年 北京文工団中国琵琶奏者として演奏活動に従事。
1987年 中国の国立音楽大学である中国音楽学院で中国琵琶を専攻、卒業。
1987年〜91年 中国全国総工会文工団琵琶奏者として中国各地（四川省、安徽省、山東省、山西省、江蘇省、河南省、河北省）、
　　　　　　　　内モンゴル等で演奏活動を行う。
1988年10月1日 建国記念日に人民大会堂での演奏会に参加、中央テレビで全国放送される。
1990年4月 江南音楽小組演奏者として北京テレビに出演。
1990年5月 北京音楽庁で道教音楽団演奏会に参加。その傍らCD録音やTV番組の音楽制作を手がけるなど活躍。
1991年 日本の琵琶に興味を持ち来日、正派薩摩琵琶の第一人者である普門院紫城氏に師事。
1993年 東京藝術大学大学院に入学、柘植元一教授のもと中国琵琶と日本琵琶との比較研究に取り組み、
　　　　 特にその余韻について深く研究する。
1996年 中国琵琶と日本琵琶との比較研究に取り組みは、修士課程を修了した学究でもある。
　　　　 その後は、本格的な演奏活動に入り、ソロは勿論、様々な民族楽器、邦楽器、韓国の玄琴（コムンゴ）、ジャズバンド
とのセッションなどジャンルを越えた幅広い演奏活動やコンサート企画、舞台創りを行い、
　　　　　中国、韓国、米国等でも活躍してきた。
1994年 ＮＨＫ邦楽オーディションに特別参加し選ばれ、全国放送される。
1995年 阪神淡路大震災のチャリティーコンサートに参加する。
1997年〜 ジャズピアニスト、佐山雅弘氏と定期的にライブ活動を行い、
　　　　　 自作の曲を発表するなど中国琵琶の可能性を追及する。

1998年 中国琵琶伝統曲集のＣＤ「王暁東・中国琵琶の世界」を製作発表する。
1999年 青山円形劇場、原宿クエストホールにおいて佐山雅弘氏などと共演の際、
　　　　 自作の「三国志随想曲」第一章「桃園の誓い」を発表し中国琵琶の新たな可能性をアピールする。

2000年 札幌交響楽団と神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共に圍伊玖磨氏の作品、
琵琶協奏曲「万里の長城」において故氏の指揮のもと参加する。

2000年　中国、北京・大連にて佐山雅弘氏プロデュースのもとジャズミュージシャンと共に各地で公演活動に参加し
　　　　 中国側コーディネイトも手がける。特に中国現代音楽学院における公演・レクチヤーコンサートの模様は
　　　　 中国の全国ネットで放送され反響を呼んだ。

2002年 韓国玄琴（コムンゴ）の著名な演奏家である李世氏に招かれて、韓国国立国榮院礼榮大ホールにて出演し大好評を得る。
2002年 韓国プサンで開催されたアジア大会でのセレモニー、アジア音楽祭に演奏参加する。
2004年 毎年秋に開催される「マリオ・ランザ顕彰晩餐会」（米国フィラデルフィア）
　　　　　に東アジアを代表する音楽家として招かれ大きな反響を呼んだ。

2005年 外国特派員協会に招かれ「魅惑の中国琵琶コンサート」を行う。
2005年　 韓国に招かれ交通事故児童のチャリテイ・コンサート等 多数の演奏活動を行う。

20005年 日本に中国琵琶を普及させるため「中国琵琶教室」を開設する。
　　　　 他にも、中国琵琶伝統曲集CD「王暁東・中国琵琶の世界」“三国志随想曲・桃園の誓い”等の
　　　　 オリジナル作品中心のCD「大陸の風 王暁東中国琵琶の世界」などを制作発表している。

＜その他の出演＞
ＭＸ東京テレビモーニングサブリ