ウィリアム・シルクはイギリス系アイルランド人の歌手、俳優、そしてエンターテイナーであり、年齢や国籍を超えて人気を得ている。オーケストラやジャズ・グループと共に様々なステージでパフォーマンスしているが、高級ホテルやスカイ・バー、結婚式などでストリング系やジャズ・コンボなどと共にクルーニング唱法でのパフォーマンスも行っている。シルキーな歌声を持つウィリアムはアイルランド西部の出身であり、母親と祖母は共に教会でのコーラス・リーダーを務めていた。

アイルランドのダブリンで生まれ。南アフリカ、そしてイギリスで育ち、南アフリカでは初めてエキゾチックな文化やリズムを体験。イギリスの寄宿舎学校では音楽と演劇に魅せられ、既にまだ幼い１２歳の時にミカドで主役を演じた。舞台の虜となったウィリアムはその後も活躍を続け、多くの学校でのプロダクションで主役や主要なカメオ出演などを行う一方、様々なピアノ・コンクールで優勝を飾った。１４歳の時に母親が突然亡くなったことで悲しみに沈んだウィリアムは音楽とドラマに没頭するようになり、数年後にはバーミンガム大学で英文学と音楽の学位を持って卒業するに至った。大学時代、音楽を通じて人間の魂の明るい部分と暗い部分が表現できることを学ぶ。その後、ウィリアムはネパールにボランティアとして赴き、続いてアジアの様々な国々、ヨーロッパ、アメリカを訪れた。ロンドンのメディア会社に務めていたウィリアムは1999年に高級レストランでシンガーとしてパフォーマンスするようになる。その後、「シルク・ボイス」を会得して自分の才能に更に磨きをかけ、2003年頃からビッグ・バンドのシンガーとして企業の舞踏会などでパフォーマンスする一方、ラウンジ・エンターテイナーやロマンチックなクルーナーとして高級ホテルでのパフォーマンスも行うようになる。



現在、ウィリアム・シルクは東京在住で素晴らしいシンガー／役者として活躍している。ウィリアムは国際的にアピールできる男性シンガーであり、会場を盛り上げることができる一方、バラードでムードを作り上げることもできる。ウィリアムは日本語が流暢であり、日本独特の場をわきまえるということも心得ている。

「今ここで生きていること、そして人々とこの瞬間を共有することの楽しさ、それだけのこと、人生であり、それがライブ・ミュージックである」　　　　　　ウィリアム・シルク